【アルテック/artek / GOODS】のA330S PENDANT LAMP "GOLDEN BELL" / A330S ペンダントランプ "ゴールデンベル"

「ゴールデンベル」という愛称で親しまれている、アルヴァ・アアルトのデザインによるアイコン的ペンダントランプ。
その姿は灯りのあるなしに関わらず、まるで彫刻のように美しい佇まいをしています。
接合を施さない一つの真鍮により形つくられ、下に向かった開口部から光が放たれることにより眩しさを抑えて、シェードに刻まれた穴から光が輪のように分散されるよう機能的にデザインされています。
1936年、ヘルシンキにあるサヴォイレストランの内装のために考案され、翌年、パリ万博のフィンランドパビリオンで発表されました。
機能的な構造から放たれる温かく柔らかな光とフォルムの美しさは、まさにアルヴァ・アアルトの哲学を体現した姿といえます。
ヘルシンキの街を見渡すことができるサヴォイレストランには、80年の月日を経て、今も「ゴールデンベル」が灯されています。
当時、実際に使われていたオリジナルを忠実に再現し、2017年に復刻された「サヴォイ」は、「ブラス」同様に接合を施さない一つの真鍮を用いていますが、あえて仕上げにクリア塗装をせず、真鍮そのままの魅力を活かしています。
無塗装の真鍮は生産された直後から酸化が始まり、年月を追うごとに色や質感に変化が生じていきます。
コードもオリジナルを再現し、ブラックファブリックコードを使用。
彫刻のような美しさ、柔らかな灯り、そして経年変化による味わいを楽しめます。