【ドゥクラッセ/DoCLASSE】の細番手コットン・リボンタイブラウス

アンバランスだから美しい、ウィットの効いたデザインスタンドカラーから続くリボンタイをよく見ると、左側だけ前身頃に縫い合わせていない部分がありますよね。
これは「リボンタイは中央ではなく少しズラした位置に」というデザイナー・谷川順子の遊び心から。
他にも、前立てのピンタックは左右それぞれピッチを変えてアンバランスに。
目を惹く大きめのカフスは格子状の織り柄が美しい異素材使いにし、切り替え部分には透け感を持たせ、わずかな違和感が楽しめるデザインにしています。
上質シャツの定番、細番手の双糸ブロードに、異番手のニュアンスと、後染めのハリを添えてこのシャツを作るにあたり谷川順子がこだわったのが、海外メゾンでも多く採用されている日本の名品コットン生地。
高品質シャツの定番ともいえる細番手の双糸(2本を撚り合わせた糸)のブロード生地なのですが、縦糸をわずかに太くした異番手の組み合わせにすることで表情が豊かに。
さらに生地を織り上げてから染色することで厚みを持たせ、シャツにふさわしい凛とした生地感に仕上げているのです。
あえてリボンを結ばずに流す、ラフな着こなしでも上品さを失わないリボンタイが風になびく無造作な着こなしすら映えるのは、凝ったディテールと生地の上質感があるからこそ。
ボトムスのポケットに手を入れた瞬間も美しいよう、スリットを深く入れています。
どんなアイテムとも馴染むのが、このシャツの魅力。
まずは気負わずに、お気に入りのボトムスと合わせてお楽しみください。
PANTS: リボンを結ぶと、まったく違う印象に。
端正でありながら真面目すぎない、さりげない遊び心が際立ちます。