【門田 光雅/Mitsumasa Kadota / GOODS】のteleport 3 / テレポート 3
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制作:2018年作家コメント「teleport」シリーズはPARK HOTEL TOKYOで、2018年の年末から2019年の年始にかけて年を跨ぎ展示を開催した「TELEPORT PAINTINGS」展のために描き下ろした作品です。
ホテルのロビーにF200号の大型の「teleport」シリーズの作品は出品できたのですが、teleport1〜4などの比較的小型の作品は、バックヤードでストックすることになり、時を経て、京都のnode hotelや、箱根のLIME RESORTなどでやっと展示の機会を得たあまり露出のなかった作品です。
失敗作や、不要になった絵の具を再利用することで、別の作風へと生まれ変わらせる(テレポートさせる)ようなイメージの、コンセプトで制作したタイプの最初期の作品で、この辺りまであまり使用したことのなかったパール系の落ち着いた光沢の発色を好んで使用するようになります。
この頃は、格子状のパターンや面的な要素を意識した、構成的で禁欲的な作風が多く見られることが特徴ですが、さらけ出すより秘するものの方が、より多くの広がりを伝えることがあるように、静かな画面の内側にある源流を想像したり、嗜んでもらいたい意図も込められています。
門田 光雅(かどた みつまさ)プロフィール1980年静岡県生まれ。
絵画の地と図への関心や、伝統的なメディウムの限界への挑戦、 色彩と筆致の相対的な関係性への模索の中で、美術の文脈の先にある絵画表現の新たな地平を探求している。
そのスタイルが評価され、2019年にはMoMAのヤングパトロン協議会(旧ジュニアアソシエイツ)との共催でNYのリンカーンセンターにて個展を開催。
近年では、「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」(ポーラ美術館 2024)、「絵画のミカタ 5人のアーティストとみる群馬県立近代美術館のコレクション」(群馬県立近代美術館 2020)、「The ENGINE 遊動される脳ミソ 小野耕石×門田光雅」(セゾン現代美術館 2019)などに出品。
セゾン現代美術館に作品が収蔵されている。











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