【アルトテック/ARTOTHEQUE】の【川村 摩那】「それから、」
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言葉として察知できるものとできないものの両方を絵の中で表現 Videographer : MICHIKO TAKIO Video Editor : MIYUKA UCHIDA Video Producer : YUKI SATO今回の作品には、「桑の葉」「イモリ」「へび」が描かれています。
いずれも記憶や物語、言葉の変容に関わる象徴的な存在です。
「桑の葉」は、志賀直哉『城の崎にて』における静かな死の予兆としての描写に惹かれ、二面性をもつモチーフとして取り入れています。
「イモリ」は水と陸を行き来する両義的な存在として、「へび」は再生や変容、崩れた言葉の痕跡として、画面にひそやかに現れます。
(川村 摩那)川村 摩那
1995年兵庫県生まれ。
早稲田大学文学部日本語日本文学コースにて近代文学を専攻。
夏目漱石や志賀直哉といった明治期を代表する作家の小説内における叙述の方法や日本語学を学んだのち、京都芸術大学修士課程にて油画を専攻。
「文字」や「物語」をモチーフにした絵画の表現技法やマテリアルについて研究したのち、現在は京都を拠点に絵画作品を制作している。
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川村 摩那さん編はこちら
どのような場面なのか、想像を掻き立ててくれるようです。
世の中が言語化できるものとできないものに分けられるのならば、曖昧で複雑な、言語化できない物事の“印象”の部分を考えたい――そんな川村さんの考えに共鳴する人、日常に余白を持ちたい人に、ぜひこの作品の彩りを自宅空間に迎えてほしいです。
「アルトテック(ARTOTHEQUE)川村 摩那
「それから、」 -」ファッション通販はエルショップ!
【アルトテック/ARTOTHEQUE】とは
ARTOTHEQUE(アルトテック)芸術と未来をつなぐ、京都発のアートギャラリー
京都芸術大学発の「ARTOTHEQUE(アルトテック)」は、
「アートライブラリ」の名を冠した紹介制コマーシャルギャラリー。
院生・卒業生をはじめ、卓越した技術を持つ若手アーティストの作品を取り扱い、
近年では世界的ブランドとのコラボを通じ、国際的な注目も集めています。
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