【アルトテック/ARTOTHEQUE】の【則松 夏凜】ホウイスミレ
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多様性を失いつつある植物への好奇心や、未知なる存在と向き合う眼差しを表現 Videographer : MICHIKO TAKIO Video Editor : MIYUKA UCHIDA Video Producer : YUKI SATO「ホウイスミレは、太古の地層から、花や葉を加工して作られた円盤状の刃物や装飾物が出土していることから、昔から姿を変えていないことがわかっています。
特定の山にのみ自生し、岩など硬いものの隙間に稀に生える希少種です。
一年中金属質の花が開花していますが、雄蕊や雌蕊が見当たらず、最近まで生態や繁殖のメカニズムがほとんど未解明でした。
ある研究者は、ホウイスミレが朽ちる前に生じる錆に遺伝子が含まれていることを発見し、錆を拡散させて繁殖する新説を唱えました」(則松 夏凜)則松 夏凜
1998年 長崎県生まれ。
幼少から絵を描き始める。
2014年 ペンを用いた細密画を描き始める。
2023年 京都芸術大学大学院美術工芸領域 修了。
京都芸術大学大学院博士課程 在籍。
主な展覧会歴として、2021年「HANKYU ART WEEKS」(阪急メンズ大阪大阪)、2021年「ARTISTS FAIR KYOTO 2021」(下鴨茶寮京都)、2024年「HANKYU ART FAIR 2024」(阪急うめだ本店大阪)など。
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「植物と人との関係性」をテーマに、ゲノム編集などの科学技術で変容する植物を、人間の力を借りて進化する新たな存在として捉え、博物画に描いています。
細い黒ペンだけで、こんなにも立体的に、繊細に陰影をつけて描けるのかと驚きます。
そしてこれが今はまだ実在していない植物だと聞いて二度驚き。
グリーンのある自宅空間に、二つや三つ、並べて飾るのも素敵です。
作品の表面をガラスやアクリル板で覆っていない額装ゆえ、繊細な筆致を間近に堪能できます。
【アルトテック/ARTOTHEQUE】とは
ARTOTHEQUE(アルトテック)芸術と未来をつなぐ、京都発のアートギャラリー
京都芸術大学発の「ARTOTHEQUE(アルトテック)」は、
「アートライブラリ」の名を冠した紹介制コマーシャルギャラリー。
院生・卒業生をはじめ、卓越した技術を持つ若手アーティストの作品を取り扱い、
近年では世界的ブランドとのコラボを通じ、国際的な注目も集めています。
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