【門田 光雅/Mitsumasa Kadota / GOODS】の文殊 / 文殊
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制作:2010 - 2011年作家コメントこの作品は、2011年3月に上野の森美術館で開催されたVOCA展に出品を考えていたものですが、制作をした2010年の7月に、人生の大変辛い出来事が重なったことで気持ちが大きく変わり、取りやめた作品です。
VOCA展には代わりに、「凍てつく川」というF50号のやや小型の作品を、決して明るいとは言えないタイトルに心情を投影して展示しました。
また、人生において大きな事だけではなく、語ることができない小さな出来事もそれぞれ等価であることを、美術館という晴れ舞台でむしろ見せたいと考えたからです。
さらに2011年は、日本中の誰もが体験した3月の大きな震災が起こった年で、VOCA展の会期も計画停電で半分に短縮され、不運に不運が重なるという状況でした。
そのような中で、新たに子供を授かるという、暗闇の中で光を見出すような体験をしました。
「文殊」は、苦悩の2010年を越え、また激震の2011年の最中で、僅かにそっと加筆をした作品です。
門田 光雅(かどた みつまさ)プロフィール1980年静岡県生まれ。
絵画の地と図への関心や、伝統的なメディウムの限界への挑戦、 色彩と筆致の相対的な関係性への模索の中で、美術の文脈の先にある絵画表現の新たな地平を探求している。
そのスタイルが評価され、2019年にはMoMAのヤングパトロン協議会(旧ジュニアアソシエイツ)との共催でNYのリンカーンセンターにて個展を開催。
近年では、「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」(ポーラ美術館 2024)、「絵画のミカタ 5人のアーティストとみる群馬県立近代美術館のコレクション」(群馬県立近代美術館 2020)、「The ENGINE 遊動される脳ミソ 小野耕石×門田光雅」(セゾン現代美術館 2019)などに出品。
セゾン現代美術館に作品が収蔵されている。











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