【イータル/EETAL / GOODS】のKlon Klon 4 / クロン クロン 4

アルミニウムを素材に、レーザーカットや曲げ、溶接といった板金加工の痕跡を意図的に残し、それらをデザインに組み込むことで、製造のプロセスを可視化した家具コレクション「Klon Klon(クロン クロン)」。
こちらはシェルフとして書籍や小物を収納できるほか、アートピースの台座や花台など、ディスプレイ用途にもご使用いただけます。
工業製品の製造工程では、切断や溶接、研磨といった作業の痕跡は通常、完成に至る過程で取り除かれ、最終製品にはほとんど残りません。
均一で滑らかな仕上がりが求められる一方、その背景にあるプロセスは見えにくくなります。
デザイナーのSiin Siin(シーン シーン)は、こうした「見えなくなるプロセス」に着目し、製造過程そのものをデザインの主題としました。
厚さ4mmのアルミ板をレーザーカットした面材で構成されており、平面のパーツと円弧に曲げたパーツの2種類を使用。
レーザーカット断面には加工時の痕跡がそのまま残され、平面パーツには曲面パーツに沿うように丸穴が開けられています。
この丸穴を介して2種のパーツが溶接されており、通常は見えなくなる溶接の痕跡が丸穴とともに露出しています。